- そもそも鉄道模型における室内灯とはなにか?
- 鉄道模型の室内灯にも種類アリ
- Nゲージ車両への室内灯の取り付け方
- 室内灯アリだと買取査定にはどう影響? プラスかマイナスか
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そもそも鉄道模型における室内灯とはなにか?
子供から大人まで幅広く親しまれている趣味、鉄道模型。なかでもNゲージは同市場の7割を占めるといわれます。今回はそのNゲージをドレスアップするのに最もポピュラーな、「室内灯」について詳しく見ていきます。
室内灯をひと言で説明すると「Nゲージ車両の室内を照らす照明パーツ」です。もともとNゲージの車両は一部の特別なものを除き、基本的には室内照明はない状態で販売されています。しかし、実際の鉄道車両で旅客輸送を旨とするものの室内には照明がないことはまずないので、Nゲージでリアリティを追求しようとしたときに、室内灯の取り付けは定番といえるでしょう。ちなみにNゲージ以外にも、たとえばNゲージよりひとまわり大きい16番/HOにも室内灯の設定はあります。
もちろん、室内灯は貨車やタンク車などの貨物車両に取り付けることはできません。それ以外の新幹線や通勤電車、ブルートレインなど、前述のようにいわゆる「お客さんを乗せて走る車両」にはたいてい取り付けることができます。
室内灯はあくまで後付け部品なのですが、取り付けるための機構があらかじめ車両に備わっており、もはや室内灯の取り付けを前提にNゲージ車両は造られているといえるでしょう。
某鉄道模型会社でマーケティングを担当しているAさんはNゲージの室内灯について、「近年発売の製品は車内の再現度が非常に高いものも多く、室内灯の効果は絶大です」といい、さらに室内灯の楽しみ方について「座席と床を色分けするなど少し手を加えたうえで室内灯を取り付け、夜の走行を楽しむのも面白いですよ」と話します。
鉄道模型の室内灯にも種類アリ
Nゲージの室内灯は大きく分けると「白色室内灯」と「電球色室内灯」に二分されます。実際の車両はひと口に室内照明と言っても、明るいものから暖色系のものまで様々です。新幹線の普通車や通勤電車などは白色照明を採用し、特急型車両のグリーン車などは電球色になっていることが多いです。車両にあった適切な室内灯を組み込めば、よりリアルな情景を再現することができます。
また、前出のAさんは鉄道模型各社から発売されている室内灯について、「KATOの室内灯(LED室内灯クリア ノーマル〈白色〉/電球色)はプリズムの厚さが薄く、光源の照度も明るくクリアに光ります。TOMIXの室内灯(室内照明ユニット)は、蛍光灯っぽいナチュラルな発色が特徴です。TOMIXやマイクロエース、グリーンマックスの室内灯は互換性があり、他にもいくつかのメーカーから互換性のある商品が発売されており、車両本体とは別メーカーの室内灯を選んで取り付けることも可能です」といいます。
Nゲージ車両への室内灯の取り付け方
ここまで室内灯とはどのような部品であるのかを詳しく見てきました。取り付けるだけで効果絶大であるという室内灯ですが、果たして簡単に取り付けられるものなのでしょうか。実際にKATOの「E231系500番台 山手線<最終編成>」へ取り付ける作業を、順を追って見ていきます。
用意するものは室内灯を取り付けたい車両と、必要な車両数分の室内灯です。なお、室内灯を取り付ける場合は車体と台車を分解する必要があるため、破損に充分注意しながら行います。はじめて取り付ける場合は、車体の取り外しが容易なモーターのついていない中間車から開始するのがオススメです。
「室内灯」として販売されている商品は、共通して下記のような内容物となっています。
・室内灯ユニット…白いL状室内灯の組み立て式基盤。
・照明板…透明のガラス。プリズムとも。光を分散させる役割を持つ。
・集電シュー…L字型の金属金具。線路からの電気を受け取る。
・カラーフィルター…照明の色味を暖色系に変更する。
まずは車体を台車から外します。台車側に集電シューを取り付ける受け口があるので、そこに挿入します。中間車の場合、いずれか片方の車端に設けられています。
次に室内灯ユニットを取り付けます。このとき、集電シューと室内灯ユニットの金属部が接触するように留意します。
差込が完了したら実際に室内灯が点灯するか、線路上で確認しましょう。ここで点灯しない場合は、金具同士がうまく接触していない可能性があるので、点灯するまで微調整を繰り返します。
続いて照明板を取り付けます。照明板は上下の向きがあり、白い線の入っている方が上です。照明板は車両に合わせた長さに、ニッパーなどで切断し調整します。
ここまで取り付けたら、車体と台車を戻して作業完了です。
はじめての場合、室内灯を取り付ける作業よりも、車体と台車を取り外す作業の方が苦戦を強いられるかもしれません。
モーター車や先頭車、2階建て車両のグリーン車などへの室内灯の取り付けも、基本的に作業内容は同じですが、集電シューの挿入箇所が若干、異なっている場合があるので注意が必要です。
室内灯アリだと買取査定にはどう影響? プラスかマイナスか
ところで、室内灯を取り付けた鉄道模型は、いざ売ろうとした際、査定額に影響するのでしょうか。手間とお金を惜しまず室内灯を取り付けたわけですから、それ相応の付加価値として査定されたいのが心情というものでしょう。
というわけで、室内灯の有無が査定額にどれほど影響するのか、鉄道模型の買取りをしている3社に話を聞きました。
宅配・出張・店頭での買取りなど、様々な買取方法に対応しているマーケットエンタープライズの「鉄道模型高く売れるドットコム」は「室内灯がついていても、そこまでプラス査定にはなりません」と回答。「鉄道模型を査定する上で大事なことは、発売時の状態を崩さないことです」と話します。
秋葉原に店舗を構える中古委託鉄道模型専門店MONTA(モンタ)は、「室内灯が取り付けてあっても買取額に大きな変化はありません。プラスでもなければマイナスでもないですね」と話した上で「室内灯の単品買取は行っていません。車両は付属品類が未使用の状態であれば買取価格を上乗せしていました」といいます。
日本全国に46店舗を出店している、鉄道模型大手販売店ポポンデッタは「室内灯取付済みの車両は通常状態のものの買取価格と変わりませんが、新品同様で扱えない場合は買取価格が下がることがあります」と話します。
鉄道模型を高く売るにはどうしたら良い…?
鉄道模型買取3社に取材したところ、室内灯が取付済みであっても買取額は大差ないことがわかりました。もちろん、取り付けが正常で、破損していないことが大前提ですし、ほかの買取店では扱いが異なることがあるので注意しましよう。
さらに3社共通の見解として、買取額をアップさせるためにはやはり、新品で購入した時の状態を保つことが大事だということがわかりました。外箱や部品に欠損がなければ買取額アップにつながりますし、車輪が綺麗な状態であったり、付属部品を使っていない状態であったりする方が、買取額はアップするとのことです。鉄道模型を売却する前に外箱を見つけておくとか、ちょっとした手入れをするなどが、査定額アップにつながるかもしれません。
事前査定可能!改造車両でも高価買取中!
【2024年版】鉄道模型高く売れるドットコムが鉄道模型を「高く買える理由」とは?