待望の「KATO Railway Park」いよいよ開業
鉄道模型メーカーの関水金属(東京都新宿区)の新工場建設に合わせて関水金属と鶴ヶ島市などが連携し、鶴ケ丘児童公園と一体的に進めている「ガーデンパーク」「KATO Railway Park(カトーレイルウェイパーク)」が2024年6月9日(日)に開業します。
これにあわせ、「Railway Parkフェスティバル」が同日に開催されます。Railway Parkフェスティバルは、この新たな地域の拠点を活かす取り組みの一つとして、産官民連携により鶴ヶ島周辺地域の憩い・交流・にぎわいが創出され「歩きたくなるくつろぎとにぎわいのまち」を目指した催しです。
Nゲージなど鉄道模型の販売も
イベント会場では、ホビーセンターカトーによる鉄道模型販売のほか、東武鉄道坂戸駅管区による制服写真体験や物販、鉄道模型コンテストブースなど、近隣商店会や共催企業によるブースが14店出店されるほか、イベントスペースなどでは、タヒチアンダンスやフラダンスなどのイベントも行われます。
イベント詳細
主催・共催
主催:Railway Parkフェスティバル実行委員会
共催:鶴ヶ島駅西口商店会 / NPO法人 鶴ヶ島第二小学校区地域支え合い協議会 / 東武鉄道株式会社 坂戸駅管区 / 株式会社関水金属 / 株式会社ヤオコー / 鶴ヶ島市商工会 / 鶴ヶ島市
開催日時・場所
日時:2024年6月9日(日)11:00~16:00
場所:鶴ヶ丘児童公園および関水金属鶴ヶ丘新工場
イベント内容
- 近隣商店会や共催企業による出店
- 市内団体等による発表
- 軽便鉄道の展示
アクセス
鶴ヶ島駅より来場する場合
鶴ヶ島駅西口から徒歩約15分
つるバスを利用する場合
・東武東上線 鶴ヶ島駅 西口
つるワゴン「松ヶ丘・関越病院線」eコラボつるがしま前下車 徒歩約1分
・東武東上線 鶴ヶ島駅 西口
つるワゴン「東西線」飯能信用金庫前下車 徒歩約7分
※つるバス時刻表(PDF)
駐車場はありません。
KATO Railway Park 施設概要
鉄道模型の「KATO(カトー)」ブランドで知られる株式会社関水金属が建設を進め、鶴ヶ島新工場の敷地内に併設されるのがKATO Railway Parkです。新工場の敷地内の緑地と隣接する鶴ヶ丘児童公園を含めた一帯を、鶴ヶ島市が「ガーデンパーク」として再整備され、そのガーデン内に、「KATO Railway Park・関水本線」と呼ばれる、軌間762mmと610mmの軌道が敷設された三線軌条(デュアルゲージ)のナローゲージ保存鉄道が走ります。
線路は、新工場をとりまくエンドレス(周回線)で、一周約620mの非電化の単線鉄道で、機関庫を併設した駅がひとつ設けられます。新工場に隣接してナローゲージ展示室が機関庫とは別に設けられ、シンボルとなるナローゲージ車両が保存展示されます。
保存車両のラインナップ
・元台湾糖業公司 ベルギー製蒸気機関車362号機:かつて長野県の野辺山SLランドで動態保存されていたもの。改修を行い「OLIVER (オリバー)」号としてリニューアル。
・元関東特殊製鋼(カントク)酒井工作所製7トンディーゼル機関車DL3・No.143号機:再整備のうえ新たに「BILLY(ビリー)」号として走る。
・元西武鉄道山口線(初代)蒸気機関車532号と木造客車34号:機関車はドイツ・コッペル社製。北海道遠軽町の丸瀬布いこいの森で静態保存。
・元西武鉄道山口線(初代)蓄電池機関車と遊覧客車:通称「おとぎ電車」。関水本線では動態保存車として走らせる予定。
・新製の蒸気機関車「OSCAR(オスカー)」号:羅須地人鉄道協会が製作中。英国の2軸タンク式機関車からインスピレーションを得た新製の機関車。