ウォーターサーバーを利用すると水道水を利用する浄水型ウォーターサーバーでないかぎり、毎月お水のボトル代がかかってきます。
サービスによって取り扱うお水は異なりますが、「天然水」か「RO水」のいずれかを利用することが一般的です。
近年、いなげや等のスーパーでもROピュアウォーター自動販売機などが置かれており、浄水された安全でおいしいお水が注目されています。
しかし、お水がなくなったらその都度、重いボトルをご自宅まで運ぶのは手間がかかりますよね。
そんな方におすすめなのがご自身でご契約するウォーターサーバーです。
この記事ではRO水(純粋・ピュアウォーター)をお得にご利用できるウォーターサーバーをご紹介します。
「RO水ってなに?」「RO水のメリットは?」という方は是非、本記事をご覧いただき、ウォーターサーバーの検討にお役立てください
RO水とは?
ROとは逆浸透膜(ReverseOsmosis)の略語です。
逆浸透膜は海水の淡水化に使われる濾過装置で、ご家庭で使用する浄水器よりも高い濾過能力を持っています。
水道水や地下水を原水とし、逆浸透膜(RO膜)で濾過することで水分子以外の不純物を徹底的に取り除き、人工的にミネラルを配合したお水を「RO水」と呼びます。
※「純水」や「ピュアウォーター」という言い方もあります。
RO水と天然水の違いは?
成分
「RO水」と「天然水」との大きな違いはミネラルの有無です。
「RO水」は濾過の過程で水分子以外の不純物は徹底的に除去されています。
不純物にはミネラルも含まれているため、基本的にRO水は何も含まれない「純粋(ピュアウォーター)」となります。
一方、「天然水」は特定の水源から採水され、沈殿・濾過・加熱殺菌以外の科学的処理が施されていないため、ミネラルやカリウム、マグネシウムなどの成分が含まれています。
ただし「RO水」では濾過後、人工的にミネラルを加えている場合があり、そのお水はデザインウォーターと呼ばれます。
採水地
「RO水」は逆浸透膜(RO膜)で特殊な濾過処理をするため水道水や地下水などで採水しても純水(ピュアウォーター)を生産できるため、比較的に採水地を選びません。
一方、「天然水」は富士や北アルプス、吉野など、こだわった特定の水源を採水地としています。
採水地によって「天然水」の硬度やミネラルなどの成分割合が変わりますので、味わいが異なるのも特徴です。
価格
「RO水」は水道水や地下水など、比較的簡単に入手できるお水を原水としているため、コストがかかりません。
一方、「天然水」はこだわりの採水地から処理施設などに運搬コスト等が発生してしまいます。
ですので、基本的に「天然水」よりも「RO水」の方が安い傾向にあります。
RO水のリット・デメリット
メリット
「RO水」のメリットはまず、なんといっても価格でしょう。
上記でも解説しましたが、採水地からの運搬コストなどが発生しないため、「天然水」よりも低コストで利用できます。
ですので、少しでも安く契約したい方はRO水を取り扱うメーカーがオススメです。
また、RO水は逆浸透膜(RO膜)で濾過することで不純物を徹底的に除去しているので、赤ちゃんのミルク作りなどにも安心して利用できます。
デメリット
「RO水」はミネラルなど、美味しさのもとでもある成分も除去してしまっているため、味気ない点がデメリットとなります。味にこだわりがない方などにはデメリットにはなり得ないのですが、美容に気を使ったり、お水本来の味を楽しみたい方にはデメリットになってしまうかもしれません。
RO水の利用できるウォーターサーバーざっくり一覧
メーカー・サーバー名 | 月額費用の目安 | 水 |
---|---|---|
クリクラ・クリクラFit | 3,640円 | 24L |
アクアクララ・AQUA SLIM(アクアスリム) | 3,908円 | 24L |
ワンウェイウォーター・smart | 4,050円 | 36L |
ピュアハワイアン・スタンダードサーバー | 4,212円 | 22.8L |
アルピナウォーター・スタンダードサーバー | 4,355円 | 36L |
ネイフィールウォーター・らく楽サーバー セレクト | 4,698円 | 36L |
RO水の利用できるウォーターサーバー
各社がサービス展開している「RO水」を利用できるウォーターサーバーを詳しくみていきましょう。
平均月額の目安料金を比較
今回、紹介のウォーターサーバーでは、「クリクラ」のみ、初期費用の設定がありますので、月額費用とは別に初期費用がかかってきます。「アルピナウォーター」は、ウォーターサーバーのレンタル代がかかってきますが、その他は無料の設定になっています。「クリクラ」「アクアクララ」はサーバーレンタルは無料ですが、月額のメンテナンスが設定されています。それぞれ、「クリクラ」は「あんしんサポートパック」、「アクアクララ」は「あんしんサポート」というサービス名となっています。
メーカー・サーバー名 | 月額費用の目安 | 初期費用 | 水 | サーバーレンタル | メンテナンス費用 |
---|---|---|---|---|---|
クリクラ・クリクラFit | 3,640円 | 2,200円 | 3,180円 | 0円 | 460円 |
アクアクララ・AQUA SLIM(アクアスリム) | 3,908円 | 0円 | 2,808円 | 0円 | 1,100円 |
ワンウェイウォーター・smart | 4,050円 | 0円 | 4,050円 | 0円 | 0円 |
ピュアハワイアン・スタンダードサーバー | 4,212円 | 0円 | 4,212円 | 0円 | 0円 |
アルピナウォーター・スタンダードサーバー | 4,355円 | 0円 | 3,726円 | 629円 | 0円 |
ネイフィールウォーター・らく楽サーバー セレクト | 4,698円 | 0円 | 4,698円 | 0円 | 0円 |
天然水との比較
「RO水」と比べて「天然水」だとどの程度の金額感なのかわかるように、以下に他サービスの「天然水」の水代を調べてみました。500mlあたりの金額をみ見ると「RO水」よりも「天然水」が、高い料金になっていることがわかります。
「天然水」では、「アクアセレクト」「ウォーターワン」の水代は、他の「天然水」よりも安い料金設定になっており「RO水」と金額差はそれほどありません。「天然水」にこだわりたいけれどコストも抑えたいう方であれば、選択肢になりえるかと思います。
天然水の水代
メーカー・水の名称 | 水代(月額) | 500mlあたり | 容量(ボトル/パック) |
---|---|---|---|
アクアセレクト・伊勢宮川の天然水 | 3,132円 | 69円 | 22.7L(11.35L x 2本) |
ウォーターエナジー・日田天領水 | 3,132円 | 78円 | 20.0L(10.0L x 2本) |
ふじざくら命水・ふじざくら命水 | 3,132円 | 71円 | 23.0L(11.5L x 2本) |
信濃湧水 | 3,240円 | 79円 | 22.8L(11.4L x 2本) |
ウォーターワン・富士山の天然水 | 3,780円 | 68円 | 24.0L(12.0L x 2本) |
RO水の水代
メーカー・水の名称 | 水代 | 500mlあたり | 容量(ボトル/パック) |
---|---|---|---|
クリクラ・クリクラボトル | 3,180円 | 66円 | 24.0L(12.0L x 2本) |
アクアクララ・アクアクララウォーターボトル・レギュラー | 2,808円 | 59円 | 24.0L(12.0L x 2本) |
ワンウェイウォーター・プラスプレミアム(富士) | 4,050円 | 56円 | 36.0L(12.0L x32本) |
ピュアハワイアン | 4,212円 | 92円 | 22.8L(11.4L x 2本) |
アルピナウォーター | 3,726円 | 52円 | 36.0L(12.0L x3本) |
ネイフィールウォーター・プラスプレミアム | 4,698円 | 65円 | 36.0L(12.0L x 3本) |
年間の目安料金を比較
お水の注文本数が会社によって異なることも単純比較はできませんが、年間費用で比べてみました。サービスによって1万円以上の差があることがわかります。「クリクラ・クリクラFit」のみ「初期費用」が2,200円別途かかってきますが、費用的には紹介サービスの中では最安でとなっています。
メーカー・サーバー名 | 年額費用の目安 |
---|---|
クリクラ・クリクラFit | 43,680円 |
アクアクララ・AQUA SLIM(アクアスリム) | 46,896円 |
ワンウェイウォーター・smart | 48,600円 |
ピュアハワイアン・スタンダードサーバー | 50,544円 |
アルピナウォーター・スタンダードサーバー | 52.260円 |
ネイフィールウォーター・らく楽サーバー セレクト | 56,376円 |
アクアクララの「あんしんサポート」の場合だと、「専門スタッフによる対応」「設置サービス」「メンテナンス」「故障対応」が含まれ、ウォーターサーバーを安心して快適に利用するためのサービスになっているんだよ。
そうなのね。それならいざという時はお願いできるので安心ね。
でもその分、毎月のランニングコストはちょっとかかってくるということか〜。
さらに詳しいことを知りたい場合は、各社のホームページをチェックしてみよう。内容を入力してください。
まとめ
「コスパが魅力!RO水(純水・ピュアウォーター)を利用できるウォーターサーバー」を紹介しました。
料金的には、「天然水」よりも「RO水」に軍配があがるので、特別なこだわりなどがなければ「RO水」で、コストを抑えたウォーターサーバーを検討の軸にしながら、ウォーターサーバーのデザインや機能もあわせて見ながら最終的に、サーバー選びをされるのがおすすめです。
また、コストを抑えた「RO水」は一人暮らしの方にもおすすめできます。
当サイトでは一人暮らしにオススメなウォーターサーバーもご紹介しているので、是非ウォーターサーバー選びの参考にしてください。
本当に必要ない?実は便利な一人暮らしにおすすめのウォーターサーバー比較サーバー選びの参考にしてください。